感想文「なぜ西洋は開国を迫るのだろう」

島小学校時代の授業実践の記録です。
10年前くらいかな。もうちょっと前か。
6年生(12歳)がほんとうによく考えていると思います。
またそれぞれの考えが少しずつ違っているのも私の授業のいいところ(笑)だと思います。
ただし、全員に健康な愛国心というベースはできていますね。
できれば、全員分を読んでみてください。
ひょっとしたらこれはエリート小学校なんじゃないかと思えてきてしまいますよ。
(今日はちょっと謙虚さが足りません。反省!)
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感想文集「39 なぜ西洋の国はそんなに貿易をしたいのだろう」

■開国か戦争か。どっちを選んでも日本はあぶない。でも、どっちかを選ばなくてはいけない。しんちょうに選ばなくてはいけない。だって、その選択によって、日本の運命が決まるからだ。(池田)

■今回はアヘン戦争などについて勉強した。いきなり絵を見た。それはアヘン戦争の絵だった。清とイギリスの戦いだった。清が負けた。でも、麻薬を売るような国となら、戦争をしてもいいと思った。西洋と貿易した国が、支配されてしまったなんてびっくりした。(増見)

■いままでは、貿易はやってそんをすることはないと思ってきたけど、生産する力がちがえば、西洋は国を支配するまで追いこんでしまうんだなと思った。イギリスと清が貿易のことで戦争をして、西洋のおそろしさを知ったから、日本は開国した方がいいんではないかなと思った。(渡邉)

■貿易は、いままで貿易をした両方の国が豊かになるものだと思っていました。でも今回の授業で、貿易をしたアジアの国が貧しくなり、支配されてしまったことを初めて知りました。日本がアメリカとの貿易をなやむ理由がわかりました。(福田)

■ぼくは、なんでわざわざ地球の裏側まで行って、むりやりにでも貿易したいのか、最初はまったくわからなかった。でもアジアに商品を売って、最後はのっとってしまうなんてすごいと思った。(福永)

■まさか、大国の清がちっぽけな国のイギリスに戦争で負けるとは思わなかった。
イギリスが支配している国が半分ぐらいもあるのでおどろいた。蒸気の機械は、いまの機械の先祖なんだと思った。西洋の人間はとんでもない考えで貿易したり、アジアを支配したりしたんだと思った。白人(西洋人)がいちばんえらいと主張しているみたいだ。(浦)

■アジアの日本、中国、朝鮮以外の国はぜんぶ西洋の国に支配されていたなんて知らなかった。アメリカは強そうだけど、陸に上がれば大砲がないから弱いと思う。だから、戦うのもいいと思ったけど、陸に上がってこないかもしれないから、やめた方がいいと思った。でそんなにお金がほしいのかと思った。アジアはほとんどつぶされたけど、なんとかがんばって日本を守ってほしい。(阿久根)

■いま日本があるのは、五代前くらいのご先祖様たちががんばってくれたおかげだと私は思う。もしまちがった答えを出していたら、日本も支配されていただろう。イギリスはひどい国だと思った。清を貧しくさせ、自分らの国を豊かにし、ばいしょう金までとった。私はやりすぎだと思った。(守屋)

■西洋と戦うか、開国して貿易するかという問題で、開国すれば国はくずれずに、外国との貿易で豊かになれると思っていた。しかし、今日の勉強で、開国しても最後には支配されてしまう可能性が強くなった。どちらを選んでも支配されるのなら、戦って、少しでも支配される可能性を下げたいです。(斉藤ゆ)

■西洋はすごいもうけかたをするなと思った。原料を安く買って、機械で大量に作って、安いねだんで売る。せこいなと思った。それじゃ、ほかの国は支配されるのもわけないと思った。イギリスが麻薬を売りつけて中国を苦しめたのは、ひどいなと思った。日本はいったいどうなるのだろう。(川村)

■西洋の国々はいろいろな所を支配している。アジアにもとうとうやってきて、「アジアもせいふくしてやる」みたいなメッセージも、アヘン戦争にはあったのではないか。阿部正弘はとてもなやんだと思う。戦えば負ける。開国しても支配されるかもしれない。いままでの歴史の中で、いちばん頭をひねらなければいけない。(根本)

■西洋は自己中心的な国が多いなと思った。ここで日本が支配されていたら、どうなっていたのだろう。そんなに機械で大量生産して、材料はなくならないのかと思った。清のほうが人数が多いのに、イギリスが勝つというのは、すごく強いんだなと思った。昔のイギリスはすごくこわい国だったんだなと思った。(大北)

■西洋は「世界中と貿易してもっともうける」といっても、やり方がひどすぎると思う。日本が清のようにならないようにするには、開国しないで戦争した方がいいと思う。だまされて、麻薬で死者を出すよりはいい。あと、なぜ天皇や将軍が決めないで、老中首座の阿部正弘が決断するのかがわからない。(角田)【いまの総理大臣です】

■ぼくの前の考えはまちがっていた。貿易して損をすることは一つもないと思っていたけど、貿易しても支配されるかもしれないからだ。だからといって、貿易をせず、戦争になったら、日本は滅びてしまうかもしれない。でも、ぼくは何もせずに支配されるよりも、できるだけ戦ってみればいいと思う。(小野寺)

■最初の絵を見てイギリスが清に勝ったと聞いて、それじゃあ日本がアメリカにとられるのも時間の問題だと思った。貿易しても、戦ってもとられてしまうと思ったので戦うほうを選んだ。どうせとられるんだったら、いちかばちか戦った方がいい。(斎田)

■西洋と貿易すると支配されてしまう。しかし、戦っても負ける可能性が高いが、貿易して支配されるよりは、戦ったほうがいい。負けると決まったわけでもない。でも西洋はむりやりにでも支配するような感じがする。(佐藤)

■西洋はあまりにも欲張りすぎだ。自分たちの好き勝手にやって、アジアの国を支配して・・・。でも、もし貿易しなければ、外国の文化も取り入れず、江戸時代の自給自足の国を続けることになってしまう。こんどペリーが来たとき、私は「開国する」と宣言すると思う。もし戦うことになったら、日本は負けてしまうだろう。でも、開国を選択したのなら、何かやれることがあるだろう!(高橋)

■私は開国した方がいいと思う。国が貧しくなり、植民地にされるかもしれないが、それは日本があってのことだ。戦争をすれば、夢(対等につきあえる)もなくなってしまうからだ。戦争に負ければ、結局開国させられることになるからだ。(石原)

■イギリスはひどいと思った。アジアの国が支配されてしまった。日本の選択がひとつちがったら、日本という国がほかの国になるかもしれないと思った。(大野)



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授業づくりJAPANさいたま代表:齋藤武夫

Author:授業づくりJAPANさいたま代表:齋藤武夫
戦後70年間日本の教育は根無し草の「世界市民」を育ててきました。そのため小中学校の歴史教育はウソとタブーによって大事な内容が教えられていません。また誤って教えられています。
「授業づくりJAPAN」は、日本の教育のウソとタブーを排し、真実とフェアネスを取り戻していきます。
かつてGHQに禁じられた教育は現在も禁じられたままです。私たちは「日本人を育てる教育」を取り戻します。そのために、命ある限り授業づくりとその普及につとめます。私たちは「誇りある日本人」こそが「真の国際人」になれると信じています。

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