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第3の国づくりが始まる!

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平成7年(1995)に歴史の授業づくりを始めたとき、念頭にあったのはこの「第3の国づくり」の教育分野の取り組みを始めるという思いでした。
25年たち、その成果はまだほとんど現実化していません。
むしろ負け続けた25年でした。でも今も継続していることは何事かだと思い希望を持つことにします。

第3の国づくりという「考え方」を持つことは大変重要だと思います。
いまは「何をやればいいのか?」だれもわかっていないので、ただなんとなく「改革」とか「維新』を言っています。
「やらなければならないことの意味」を自覚できていないからです。
これが自覚できれば、今始まろうとしている日本の新たな跳躍について歴史から学ぶことができます。
そのために「第3のくにづくり」とよぶことにします。

第1の国づくりは「シナの漢字文明」という外圧への対応として決断されました。縄文1万年の「ヤマト民族文化(無文字)」に「シナ漢字文明」による古代の文明開化があり、この文化複合が江戸時代まで続きます。

第2の国づくりは「西洋文明(近代思想・近代科学・キリスト教・植民地主義)」の外圧への対応として決断されました。それまでの「ヤマト文化+シナ漢字文明としての日本文明」に「西洋文明」による近代の文明開化があり、この文化複合が令和まで続いて今日があります。

ぼくは明治の国づくりは偉大な達成だったけれども、大正・昭和・平成・令和と続いた「近代日本文明」の探求はあまりうまくいかなかったのではないかと考えています。第5章「世界の中の日本」は、近代西洋文明がグローバルスタンダードとなった世界で、日本はいかに生きるべきかという探求のことです。言い方を変えれば「ヤマト文化+シナ漢字文明+西洋文明」という文化複合がもうひとつうまくいかず、アイデンティティークライシスに陥っているのではないかと考えています。

大変抽象的な書き方をしましたが、これがぼくの問題意識のベースにあるとらえ方です。

第3の国づくりには「明治以来の官僚政治問題」や「戦後レジーム問題」や「天皇制問題」や「情報テクノロジー問題」など具体的な切り口がいくつかありますが、ベースにあるのは上記の問題であり、そのとらえ方によって具体的な「何をやるべきか」という課題も変容してきます。

個人的にはわが国の国家以前のヤマト文化の実相を学問的に究明する作業が、とても重要なのではないかと考え始めているところです。
(つづく)







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